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昭島駅周辺再開発レポート
変わりゆく街の姿と、未来に向けた新しい昭島のかたち

Time icon 2025年10月23日 Category icon 小ネタ アキシマイッテミタ。編集部 アキシマイッテミタ。編集部

昭島駅に降り立つと、少しずつ街の景色が変わっているのを感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
駅前広場の整備、商業エリアの再構築、新しい住宅・施設の建設。
それらはすべて、“次の昭島”を見据えた再開発プロジェクトの一環です。

「自然と都市が共存するまち」という昭島の強みをそのままに、
より便利で快適に暮らせる環境を目指して、いま街が大きく動いています。

駅前再整備で変わる「昭島の顔」

現在、昭島駅北口・南口の両エリアでは段階的な整備が進行中。
特に南口側は、バス・タクシー乗り場の動線改善や歩行者空間の拡張が行われ、
より安全で快適に移動できる“人中心の駅前”へと生まれ変わりつつあります。

店や、イベントスペース駅前のランドマークである「モリタウン」も、リニューアル計画が進行中。
新しいショップの出の拡充など、
“買い物する場所”から“時間を過ごす場所”へと進化しています。

今後は駅前の照明デザインにもこだわり、
夜でも安心して歩ける明るく温かみのある空間づくりが予定されています🌙

新しい住まいと働く場所の融合

再開発に合わせて注目されているのが、“住まいと仕事の近接化”。
近年では、テレワーク対応型マンションやコワーキングスペース付き住宅の計画も進行中です。

昭島はもともと「通勤しやすい郊外」として人気のエリアですが、
これからは「暮らしながら働くまち」へと変化していく可能性があります。

また、市内にはスタートアップ支援や創業相談の拠点「創業ワンストップ窓口」もあり、
“仕事を生み出す人”を地域で応援する動きも活発化しています。

自然との調和を守る

再開発というと、高層ビルや大型商業施設のイメージがありますが、
昭島の取り組みは一味違います。

駅前の整備では「緑視率(みどりが見える割合)」を重視し、
植栽・ベンチ・木陰など“自然と人が共存する景観設計”が導入されています。

特に昭島駅北口では、
“深層地下水のまち”を象徴する水景デザインを取り入れた噴水広場の構想も進んでおり、
まさに「自然と都市が融合した駅前空間」になりそうです。

この姿勢こそが、他のベッドタウンとは違う“昭島らしさ”と言えるでしょう。

ローカルビジネスの新しい風

新しい商業施設の整備だけでなく、
既存の地元店舗との連携も再開発の大きなポイントです。

モリタウンを中心に、昭島駅周辺の個人店や飲食店と協力しながら、
「ローカル発信型のイベント」や「地域マルシェ」なども定期開催が検討されています。

たとえば、昭島産の野菜を販売する朝市、
地元アーティストによるストリートライブ、
そして家族で参加できるワークショップなど。

新しい建物ができても、“人と人のつながり”を失わないようにという、
地域らしい温かさが息づいています。

未来の“アキシマらしさ”とは

「開発」と聞くと、“昭島らしさがなくなるのでは”という声も少なくありません。
しかし、市や関係事業者は「便利さと自然の両立」をテーマに掲げています。

未来の昭島は、ただ便利なだけの街ではなく、
“人が自分らしく暮らせる街”を目指して進化していく。

公園や水辺の整備、地域のアートプロジェクト、
環境教育と観光を結ぶ新しい取り組みも次々と構想中です。

変わっていくことは、昭島がこれからも“生きていく”証。
その変化を見守りながら、街とともに自分たちの暮らしもアップデートしていきたいですね。

まとめ

再開発の波は、街を壊すものではなく“再び息を吹き込むもの”。
昭島駅周辺で進むこのプロジェクトは、
地域の人が誇れる“未来のまちづくり”の第一歩です。

新しいお店、新しい暮らし、新しい風景。
でも、変わらないのは、この街に流れる穏やかな空気。

10年後の昭島を想像すると、少しワクワクしてきませんか?🚉🌿



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この記事を書いた人
アキシマイッテミタ。編集部

アキシマイッテミタ。編集部

昭島のまちをもっと好きになってほしくて、毎日のように歩き回り、暮らしに役立つニュースや小ネタを拾い集めてきました。
「アキシマイッテミタ。」は、昭島に住む人も訪れる人も、思わず「へぇ〜!」と笑顔になれる情報を発信します。

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